夢キャンパスは
社会へ飛び立つ気持ちを
刺激する滑走路
夢キャンパスでは 親子で英語であそぼ、科学体験教室mini「ふしぎの扉をあけよう——見て、聞いて、感じて、考える、サイエンス」などを開催。
INTERVIEW
夢キャンパスをどのように利用していますか
英語科目を担当していますので、 “Action in English” (動作をしながら英語を話す場)を学生と一緒に作りたかったのが最初のきっかけです。 家族や子どもを対象とした、五感を刺激する科学実験イベントや、そこに英語を組み合わせたイベント “Science for Kids”の開催場所として利用してきました。
最近よく耳にするアクティブ・ラーニングでも、「人に教える」(Teaching Others)というのが、学んだ内容を自分のものにする一番よい方法だと言われています。教えることを堅苦しく考えずに「誰かに何かを伝える」と捉えると、英語教育にとっても夢キャンパスは活用しがいがある場所に思えました。 イベントに参加してくださる方々と一緒に楽しみながら、学生たちに「真剣に人に伝える」という機会を与えることを一番のテーマにしています。
夢キャンパスを利用してよかった点を教えてください
イベントのスタッフとして参加している学生にとっては、地域の方々と私たち教員や学外の専門家とが結びつく場所であり、自分たちの生活する社会の一端をリアルに感じられる場になっているのがとても魅力的です。夢キャンパスでは、二子玉川という場所や運営事務局のサポートで、普段は学生たちが出会うことのない方々、例えば、地域の子どもや親御さんたちとの新しい出会いをもたらしてくれるので、そこにメリットを感じています。これは、教員が一人でやろうとしてもなかなか実現できません。
また、学生たちが緊張感を持ちながら、必死になって取り組む姿をみることができ、その可能性や魅力を感じることができたのは教員としても嬉しいことでした。イベントまでに学生たちと授業で準備をして当日に挑むのですが、イベントが終わったとき、彼らの笑顔には疲労感もしっかりとにじんでいて、なかなかに味わい深い表情をしています。「必死に人と向かい合う」「一生懸命伝える」ということを体験してくれたのだと思います。
この取り組みを通じて、学生たちが自分から人と関わる楽しさを感じたり、英語に対するコンプレックスや心理的な壁をとりはらうチャンスができたかなと感じています。まだまだ改良の余地はありますが、「人に伝えたい」というモチベーションから、英語を身近に感じてくれるようになり、留学の相談を受ける回数も増えました。
杉本先生にとって夢キャンパスとは
伸びやかな都市大の学生の魅力を発信出来る場所だと思います。
都市大の教員間でもよく話題になるのですが、都市大の学生は真面目で誠実な学生が多いと教室での経験から実感しています。そうした長所を活かして地域に貢献し、学生自身の学びにも活かすことができるのが夢キャンパスです。私は英語の教員なので「まずは伝える、実際にコミュニケーションする」という、臨場感のある楽しさを伝えていきたいと思います。そこから、学生が自信をもって自ら行動し、自主的に学び、社会に飛び込んでいく情熱を刺激していきたいですね。夢キャンパスはそういった気持ちを育み、やがて広い社会へ飛び立っていくための滑走路のような場所だと思います。
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