例年、春と秋の年2回、多摩川にある兵庫島の植生の調査を行っている『市民科学プロジェクト スマホを用いた「多摩川の水辺の外来植物さがし」』。(主催 ：TCU市民科学プロジェクト室、（一社）生物多様性アカデミー、NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク　協力：二子玉川エリアマネジメンツ、東京都市大学）

昨年秋の調査は、台風19号の影響で調査地である兵庫島への立ち入りが制限されたことにより中止、更に今年春の調査は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言中のため中止となりましたが、去る11月29日（日）には必要なコロナ対策を講じて実に約一年半ぶりに調査を行うことができました。

今回、会場や現地での密を避けるため、例年の約半分の40名の募集に対し24名の方々がご参加下さいました。恒例の本学小堀洋美特別教授による外来植物の解説に続き、外来植物の観察、調査方法の説明を受け、グループごとに兵庫島へ出発します。

その調査の様子や、今回の調査でどのようなことがわかったのか、この一年半に起った様々な現象で兵庫島の植生にどのような変化があったのか、主催者の一般社団法人生物多様性アカデミー公式サイトにて詳しく報告されていますので、ぜひご覧ください。