10月7日8日、夢キャンコミュニケーター主催、小学4年生～中学生を対象としたイベント「ペーパーブリッジコンテスト」を開催しました。

通勤や通学にと、毎日橋を渡って生活している人はたくさんいますよね。
夢キャンパスからも多摩川に架かる橋を眺めることができる位わたしたちの身近にある”橋”。

橋や橋の構造について小中学生に興味や関心を持ってもらうことを目的として、建築都市デザイン学部都市工学科の1年生が企画しました。
参加者も学生も本気で挑んだ当日の様子をお届けします。

まずは橋の種類や構造について。
代表的な構造の”桁橋”から、たくさんの種類がある”トラス橋”など、橋の種類と力のかかり方のついてイラストやクイズを交えながら楽しく講義を進めていきます。

橋の構造について学んだあとは、いよいよ橋づくりがスタート！
今回は、A4サイズの紙12枚と1.5ｍ分の養生テープのみの材料で作った橋の強度を競います。
同じ材料でも形や折り方によって強度が変わるので、作戦を立てながら製作を進めていきます。

今回の企画では”初めて出会ったお友達と協力しながら橋を作ること”をもう一つの目的としています。
一番強い橋を作ろう！と子どもたちも学生も、和やかな雰囲気の中で制作に取り組んでいる姿が見受けられました。

橋が完成したら橋の特徴について発表し、いよいよ載荷試験！　橋の中心に紐をかけ、橋が落ちた時点の砂の重さで競います。

デザイン重視のチーム、柱の角度や太さを工夫したチーム、材料を全て使い切った強度重視のチームなど、各チームの戦略は様々でしたが、各日僅差で優勝チームが決まりました！

表彰式の後の橋クイズでは、学生から今後どのような橋が作られる可能性があるかの質問も。
「土の橋」や「橋の上にソーラーパネル、下には畑があるような橋」など自由な意見が出ました。
最後に学生から子どもたちに向けて、「みんなが考える橋、必要な橋を実現してくれたり、橋に興味をもってくれたら嬉しいです。」とメッセージを伝えてイベントは終了。

子どもたちと学生が一緒に楽しみながら学べる新しいイベントのカタチでした。
次回は別のコンテストも計画中！　お楽しみに！