Event Report
イベントレポート
夢キャンコミュニケーターがクリスマスイベントを開催いたしました。
12月10日(土)、夢キャンコミュニケーターが小学生を対象にクリスマスイベントを開催いたしました。
「水なしでも作れる!ペットボトルでスノードームを工作してみよう!!」
「マーブリングでクリスマスツリーをつくろう!」の2つの企画を行いました。
今回のイベントは1,2年生が初めて企画したイベント。準備やリハーサルをたくさん行い、迎えた当日の様子をレポートいたします。
1つめのブースはスノードーム。
このイベントはSDGsの観点から廃棄されるペットボトルの有効活用のために企画され、参加者は午前と午後合わせて7組でした。
最初はペットボトルについてのお話から。
原料についてやリサイクルの循環、私たちの衣類や靴、小物など、身近なものに使われていることなどを説明。
クイズもあり、子供たちは元気いっぱいに手をあげ参加してくれています。
続いてスノードームの制作へ。
まずは下に敷くシートを作るため、黒い紙に自由に描いたり、切ったり好きな形を作ります。
次は中に入れるアイテムとデコレーション用のシール、不織布、リボンを選びます。
選べるのも嬉しい様子♪
そして、スノードームの制作開始!
中のアイテムにペットボトルをかぶせて、外観にシールをはったり、絵を描いたり
自分だけのオリジナルスノードームができていきます。
キャップの部分は不織布で覆って、華やかに。
子供たちは思い思いのままに作り、どんどん進めていきます。
最後はリボンをつけて、あっという間に完成!
オリジナルのスノードームが完成しました!
子供たちの自由な発想が表現された作品になりました。
ものづくりの楽しさとともに、今後も環境問題に配慮できることは何かを考えるきっかけになってくれ
たら嬉しいです。
続いてのブースはマーブリングです。
この企画はマーブリングを通して水と油、石けんの性質を知り、科学的な面白さを伝えることを目的とした企画です。
午前と午後合わせて参加者は8組でした。
マーブリングとは、水をはじく水溶液の水面に様々な絵の具をたらし広げたり混ぜたりして作った
マーブル模様を紙にうつしとることです。
同じ柄を作り出すことができないのもマーブリングの特徴です。
まずはバッドの中の水に絵の具をそっとのせると、綺麗に色が広がります。
色が水と混ざらないのがとても不思議です。
次に石けん水を竹串につけて、水面に模様を描いていきます。
竹串で模様を描くとマーブル模様に。様々な色が組み合わさり、どれも綺麗な模様ができています。
ここでマーブリングができる仕組みとして、
水と油では反発しあうため、マーブリングはその特性を活かしています。
水の中に油性の絵の具を使うと混ざらず水の上に浮きあがります。石けん水をつけた竹串を使うと、
石けんの成分で色が外に広がる効果があり、かき回すとマーブル柄ができるという仕組みです。
次にこの水面に紙を落として、柄をうつします。
紙にうつしたら、乾かしていきます。この作業はコミュニケーター達が協力して、素早く乾かします。
乾くのを待っている間、子供たちに水と油についてクイズ形式で講義を行い、
また油汚れについての環境問題とその影響についても触れました。
そして紙が乾いたら、ツリーの形を作ります。紙を線の通りに切って、切込みを入れていきますが
切込みも工夫をしていて、発想の豊かさを感じさせられます。
切ったものを丸めてかぶせていくとツリーの形になり、最後に星を付けて完成!
マーブル模様のクリスマスツリーができました。柄や色味が異なり、特別感のあるオリジナルツリー。
子供たちもとても嬉しそうな様子でした。
マーブリングの不思議や工作の面白さを体験できたのではないでしょうか。
そしてもうひとつ、クリスマス時期なので子供たちに欲しいものやメッセージなど書いて、ツリーやホワイトボードに貼ってもらいました。
サンタさんに願って、一生懸命書きました!
最後に、企画段階から試行錯誤してたくさん準備を行っていた姿がとても印象的だった今回のイベント。
無事に終えることができ、コミュニケーター達も一安心した様子でした。
次はどんなイベントを開催するのか今からとても楽しみです。
各企画者の感想はこちらからぜひお読みください。
今回のイベントにご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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