Event Report
イベントレポート
「いえ」の模型を作ろう~建物ができるまでを学ぶ を夢キャンコミュニケーターが開催しました
夢キャンコミュニケーター主催のイベントといえば「パソコン分解」「Webページ制作教室」「ドローン体験」「3Dプリンタ体験」といった、工学系ワークショップが多かったのですが…都市大は工学部だけではないのです!今回は都市生活学部の魅力全開のワークショップ“「いえ」の模型を作ろう”を開催しました。
今回のワークショップ開催にあたり、事前に準備のための講習会を開催。都市生活学部のコミュニケーターがレクチャーしますが、教わる側は工学部や環境学部の所属。みんな家の模型作りは初めてです。もくもくとスチレンボードをカットし、気がついたらこんなにかわいい椅子やベッドが量産されていました。
今回のワークショップの対象は「小学生+保護者 5組」。インフルエンザ大流行中ですが、お申し込みいただいた皆さん全員がキャンセルすることなく参加してくださいました。まずは自己紹介から。夢キャンパスや夢キャンコミュニケーターの説明も。参加者の小学生のみんなも元気よく自己紹介してくれました。
本日のミッションは「建築士になりきる」こと。小学生は建築士になりきって、まずはクライアントである保護者の要望を聞く「調査」からスタートです。
「住む人の人数は?」「誰と住む?」「どんな家に住んでみたい?」「おうちの人はどんな家を望んでいる?」こんな項目が並ぶ調査シートをはさんで親子でわいわい。「窓がいっぱいある明るい家」「お友達が来やすい家がいい」「おばあちゃんもいっしょに住もう!」夢はどんどんふくらみます。
次は要望を取り入れた「間取り」をかく「設計」へと進みます。
まずは、うっすら印刷されている下絵をなぞり、内壁やドアや窓を追加していきます。ドアと窓の描き方を教わっただけで、なんだか本格的な設計図に見えてきました。
要望を形にするのはなかなか難しい。風の通り道を考えたり、動線を考えたり。要望を取り入れるだけでなく、生活するのに必要なキッチンやトイレも確保しなくちゃね。夢キャンコミュニケーターもサポートに入ります。
間取り図が完成したら、設計図をもとにスチレンボードをカットし「いえ」の模型を作ります。カットして、ボンドで貼って、あれ?ここにはこれでいいのかな?
全体に目配りして、必要なときに必要な手を差し伸べられるよう動き回る夢キャンコミュニケーターたち。
夢キャンコミュニケーターは「いえ」の模型の中に設置する「トイレ」や「ヒト」を3Dプリンタで作成して用意していました。模型がよりリアルになってきましたね!
完成した模型を手に、参加した小学生が感想を発表しました。漠然と感想を聞いても答えにくいだろう、ということで①楽しかったこと②苦労したところ、難しかったところ③特に工夫したところ④おうちの人とやってどうだった?の4項目について発表してもらいました。
「おばあちゃんもいっしょに住むので、バリアフリーにして全部引き戸にしてみました」「お母さんのミシン部屋をつくりました」などなど、どれもアイデア満載。モノづくり大好きな夢キャンコミュニケーターのひとりが「モノづくりの基本は相手のことを考えること」と言っていましたが、まさに「相手を思う気持ち」にあふれた「いえ」づくりです。
参加してくれた小学生には、本日の記念としてオリジナルの「建築士見習い証明書」をプレゼント。
東京都市大学の工学部建築学科と都市生活学部で学べることの違いなども紹介し、本日のワークショップは終了です。今回のワークショップで「いえづくり」の楽しさが小学生にも伝わっていたら嬉しいですね。
夢キャンコミュニケーターは3月にも小学生向けの楽しいワークショップの開催を予定しています。今後も夢キャンコミュニケーターの活躍にご注目ください!
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