Event Report
イベントレポート
夢キャンコミュニケーターが「ミニフェス!」を開催しました
桜の開花が宣言されポカポカ陽気の日曜日。夢キャンコミュニケーターによる夢キャンパス開放イベント「ミニフェス!」が開催されました。
今回は、小学生を対象に夢キャンパスを4分割して
menu1:ドローン操縦体験
menu2:化石レプリカづくり
menu3:3Dプリンタプログラム入門
menu4:ハガキでつくる!紙ヒコーキ
の4つのワークショップを夢キャンコミュニケーターがそれぞれナビゲート。
「ミニフェス!」ではぜひ最新のドローンを体験してもらいたい!とドローン担当のO君は準備を進めてきましたが、最新ドローンは人気がありすぎて発売日に即SOLD OUT。化石レプリカづくりに必要な型取り材を入手しようとあれこれ手を尽くしてみましたが、なんと型取り材は受注生産ということで一般の人には入手困難&納期が間に合わず、手持ちの材料で何とか乗り切ることに。———などなどトラブルにも見舞われましたが、何とか無事に当日を迎えることができました。
menu1:ドローン操縦体験
これまでのコミュニケーター開催イベントでもすでに定番人気となったドローン操縦体験。今回はドローン担当メンバーおすすめの機体入手が間に合わなかった悔しさもあり、今までのドローン体験だけではなくゲーム感覚で遊べるシミュレーターやVRゴーグルも取り入れて、いろんな角度からドローンの魅力を体験できるワークショップとなりました。
私たちの日常にもだんだんと浸透してきた話題のドローン。ネット通販などで手軽な値段で購入できるものも増えてきましたが、中には国内の電波法に違反しているものもあるとのこと。これからもみんながルールを守って活用することで、ドローンの素晴らしさが広まってほしい!との願いをこめて、体験してくれたみなさんにはドローン担当お手製のおすすめドローンリストも配られていました。
menu2:化石レプリカづくり
今回、はじめての試みとなったのがこのワークショップ。本物のアンモナイトの化石をもとに、二種類の型取り材を駆使しながら「化石レプリカの型」をつくっていきます。「小学生のみんなに地学の面白さを知ってもらいたい!」との意気込みで企画した今回の担当は、都市大環境学部の1年生メンバー。もちろん化石だけでなく型取り材も実際の研究の現場でプロが使うのと同じものを用意しました。
時間内いっぱい使って、入れ替え制による3回のワークショップとなりましたが、予想以上に定員を超える人気だったため、最後の回はコミュニケーターとのじゃんけんによる抽選となってしまいました。待っていてくれたのに抽選にもれてしまって体験できなかった方もいたようなので、次回はしっかり準備&パワーアップしてリベンジできるようにがんばります!
menu3:3Dプリンタプログラム入門
こちらも夢キャンコミュニケーターのイベントでは定番人気の3Dプリンタワークショップ。ブース前には開場前からたくさんの参加希望の方が並んでくれました。今回も夢キャンオリジナルの3DCADソフトを使用して、立体模型のデータを作成するプログラミング講座がはじまります。開場とともにあっという間に満席に。
CADとは立体を設計することができるソフト。建築設計やインテリアデザインの現場などでおなじみですが、こういった3Dデータ作成スキルは、アニメーションやゲーム制作といったエンタテインメント業界や、自動車やロボットといった工業製品の開発などにもなくてはならないものです。楽しく3Dプリンタ体験をしながら、CADの基本に触れてもらうことで、みなさんの将来の夢の選択肢を広げるお手伝いができればうれしいですね。
menu4:ハガキでつくる!紙ヒコーキ
コミュニケーターのイベントとして、こちらも初お目見えしたのが、ハガキヒコーキの制作ワークショップ。年賀状などで見かけるハガキ(小学生のみんなにはどのくらいなじみがあるのでしょうか?)を使って、かんたんによく飛ぶ紙ヒコーキがつくれてしまうのがこちらです。ドローンが最先端のハイテクならこちらはアナログ……とはいえ、このハガキヒコーキをつくることで、旅客機や戦闘機などの飛行機が「空を飛ぶ原理」の勉強にもなるんです!
機体をバランスよくしっかり作ることで、手で飛ばしたときに発生する「揚力」が、このヒコーキの原動力であり、このワークショップのテーマのひとつでもあります。そんな科学トークもまじえつつ、楽しく工作して完成したハガキヒコーキ。みなさん思い思いの色をつけたり絵を描いたりしたあとは、制作ゾーンすぐ隣にあるコースで思う存分とばしあっていました。
ほかのブースはちょっと難しかった低学年の参加者や、兄姉と一緒にあそびにきてくれた未就学児のみなさんにも、こちらのヒコーキとばしコースは大人気。いつまでも元気な声が響くなか、たくさんのハガキヒコーキがとびかっていました。
そんなこんなであっという間に過ぎた3時間。今回はリーダーをはじめ、コミュニケーターに加入してはじめての年を過ごした1年生も多かったため、メンバー自身にとってもこの1年の集大成ともいえるイベントとなりました。人気の定番メニューに加えて新しい試みもあり、バタバタと大変だった部分や、参加してくれたみなさんにしっかり楽しんでもらえたか不安な気持ちもありますが、最後はみんなとりあえずこの笑顔。
4月からは、またコミュニケーターの新年度がはじまります。これからも老若男女問わずたくさんの方に夢キャンパスを楽しんでもらえるように、そして自分たちの夢に向かってメンバー一同精進します!
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