Event Report
イベントレポート
3Dプリンタって何がすごい!?体験しよう!
昨年8月の発足より、パソコン分解、ドローン体験など、主に工学系ワークショップを企画、開催を重ねてきた夢キャンコミュニケーター。
今回は工学部2年生が企画した「3Dプリンタって、いろんなことができてすごいんだよ!3Dプリンタでイニシャル入りネームプレートを作ってみよう!」という小学校高学年向けの講座。
新しい技術として注目の3Dプリンタですが、まだ一般的に身近ではありません。
どうしたら子供たちに、3Dプリンタの魅力や工学的な仕組みを、わかりやすく楽しく伝えられるか?
忙しい大学の授業と並行しながら、CADのかんたんなマニュアルを作り、3Dプリンタの立体パズルを設計し、子どもたちが楽しく学べるようにとの創意工夫あふれる企画を練り上げました。
そして迎えたイベント当日、午前の部10名、午後の部10名の小学生が夢キャンに集まりました。
まずは、3Dプリンタの多彩な仕事ぶりを動画で紹介。
3Dプリンタは、家を作ることもできるんだよ。「ね、すごいでしょう?」
精巧なライオンやクワガタのフィギュアも。「わあ、3Dプリンタってすごい!」と、子どもたち。
「本当に、すごいよね!!」司会のこちらも工学部の学生が盛り上げます。
3Dプリンタには印刷の方法によって、光造形方式(材料に紫外線をあてて固める方式)、熱溶解積層方式(熱で溶かした樹脂を1層ずつ積み上げていく方式)など様々な種類があり、発想次第であらゆる可能性があるということを、映像を見ながらお話します。初めて知る3Dプリンタの「すごい!」から新しい世界が広がっていきます。
3Dプリンタについて、ちょっと詳しくなったら、
実際にパソコンを使って、ネームプレートのデータを作成します。
CADソフトにX軸、Y軸、Z軸それぞれの数値を入力すると、薄くて平らな四角柱が画面上に出現。
これがネームプレートの形になるんだね。
そして、自分のイニシャルのアルファベットを入力したら、ほら、ネームプレートのデータができた!
次は応用編、人型パネルを作ってみよう。
夢キャン常設の3台の3Dプリンタはフル稼働で、みんなが作ったデータの印刷に大忙しです。
印刷している間に、コミュニケーター考案の立体パズルに挑戦。
7つのピースを組み合わせると立方体になるんだって!
あれ、四角にならない。お姉さんは、できる? うーん、結構むずかしいね。
児童学科専攻のお姉さんは、工学部のお兄さんよりも子どもたちと仲良くなるのがとても上手。
チームワークもいい感じです。
コミュニケーターと子どもたち、すっかりうち解けた頃には、もう終了の時間となりました。
お土産は、ネームプレートと人型パネル、そして3Dプリンタがくれた新しい世界です。
夢キャンコミュニケーターは、次の目標に向かって準備を進めています。
次回は夏休み、中高生向けの「Webページ制作教室」です。どうぞお楽しみに!
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