東京都市大学 校友会川崎支部  第4回講演会

「超高層から一般ビル建設」の安全・品質の現場管理と工事への私の理念

 

【講師】　河合 節男 氏（元鹿島建設株式会社東京支店建築部長／本学工学部建築学科S40卒）

【テーマ案内】　
私は建設会社に入社し、超高層ビル（池袋サンシャイン60・東京住友ツインビルディング）から、中・小ビルの現場管理業務を39年間、現場を回り若手技術者の現場管理技術力の向上の指導を8年間行ってきました。人は、どのような仕事に携わっている方々でも、後に問題を起こさない、仕事への強い責任感や、執念・信念をもって行っていると思います。そのためには、現場での知識・経験が大切であり、建設工事については大変言いにくいことではありますが、建設の計画に携わる人達の全てがとは言いませんが、一部の関係者が机上で大きな方向を決めるだけで、細かいことは検討していないのではないか、その内容に疑問点があれば指摘する人が居るのか疑問です。そのうえ、現場管理者も人任せではないか、工事も関連性を見ないで発注していないか、疑問が出ます。そうでなければ、笹子トンネルの天井落下事故や築地市場移転先の汚染問題など出ないと私は思います。

私は入社した後、多くの社員の出会い、協力会社、そして多くの作業員たちとの出会い、そして、この人達と謙虚に対し、私自身も考え、体験し、当たり前のことかもしれませんが、「建物の建設に対する思い、執念」の15項目を信念として、問題のない、出ない建物を建てることに努力してきました。是非聞いてください。また東日本大震災にも触れたいと思います。

これから建設関係に進みたい学生さんの参加を期待しますし、建設に無関係の方々の豆知識として、何か得て頂ければと思いますので是非ご参加ください。

 

【日時】2017年4月8日（土）13:30～15:30（13時受付開始）

【会場】東京都市大学 二子玉川夢キャンパス

【対象】本学学生／教職員／本学卒業生／一般

【参加費】無料　（お申し込み不要です。）

※当日の入退場は自由です。