2018.02.18

多摩川子どもシンポジウムin世田谷

多摩川子どもシンポジウムin世田谷

今年も多摩川とともに育つ子どもたちが夢キャンパスに集まる日がやってきました! 今年のテーマは「みて!きいて!発表するよ。多摩川じまん大会」 せたがや水辺の楽校の小学6年生福嶋くん、廣瀬さんが司会をつとめます。 IMG_0170多摩川のじまんをしてくれたのは以下のみなさん。

1.世田谷区立砧南小学校『多摩川たんけん隊』

2.きぬたまあそび村『多摩川フィッシングクラブ(T.F.C)キャッチ&イート』

3.世田谷区立二子玉川小学校 『愛鳥活動~多摩川河川敷でバードウォッチング~』

『野川ベースでガサガサ体験』

『多摩川の洪水を防ごうプロジェクト~理科「流れる水の働き」の授業紹介~』

4.みんなのみなみ池ひろばの会 『僕の自然体験日記』

『砧南グリーンズみんなのスケッチ&クイズ』

5.せたがや水辺の楽校『せたがや水辺の楽校 生きものと一年間』

6.東京都市大学環境学部・環境創成学科 環境学部4年『多摩川河川敷(二子玉川)の外来植物の科学的探究』

砧南小学校の『多摩川たんけん隊』は3年生の皆さん。多摩川を五感をつかって学んでいる様子がよくわかります。アユ、カワセミ、ショウリョウバッタモドキ。多摩川にこんなに豊穣な自然が広がっているなんて!手作りのアユやショウリョウバッタモドキも完成度の高さにも目をみはりました。実物をよ~く見て、しっかり観察したからこそですね。ショウリョウバッタモドキの目にはなんと、1DAYコンタクトの容器を利用していました。ぴったりすぎてビックリです。 IMG_0222IMG_0224IMG_0228IMG_0186 きぬたまあそび村 の発表ではフィッシングを体験。釣り竿でガチャポン(?)を釣り上げようとするのですが、これが難しくて悪戦苦闘。きっとお魚も同じ。なかなかつかまえられないことがよ~くわかりました。 IMG_0199 二子玉川小学校は高学年になると「愛鳥委員会」で「愛鳥検定」を実施したり、バードウォッチングをしたり、様々な愛鳥活動を行っています。3年生はせたがや水辺の楽校といっしょに野川ベースでガサガサ体験。『多摩川の洪水を防ごうプロジェクト』は昨年10月に台風で増水した多摩川の様子が理科の授業にうまく活かされていて、プロジェクト型学習の本領発揮。指導された先生方に拍手です。 IMG_0232IMG_0235みんなのみなみ池ひろばの会のメインフィールドは砧南小学校のビオトープ。みんなのみなみ池ひろばの会では活動の最後に今日のできごとで印象深かったことをそれぞれのスケッチブックに描いているそうです。好きだから、よく見てしっかり描けるということなのでしょう。展示もとっても素晴らしい! IMG_0212せたがや水辺の楽校の皆さんはとにかく知識が豊富!多摩川にいる自分の好きな生きものの「3位はモクズガニ、2位はオイカワ・・・」だそうです。「オイカワって何?」と思ってしまった自分は早速検索して調べてしまいました。 IMG_0249 水辺女子のミキさんが「チョウの幼虫は種類によって食べるものが違うよね。モンシロチョウは?」「キャベツ~」「じゃ、アゲハチョウは?」「みかんとかの葉っぱ~」----そうなんだ。恥ずかしながらこれまた知りませんでした。さすが、多摩川に寄り添って学ぶ子どもたち!知識は生きる力になります。

最後は東京都市大学環境学部の4年生 千石遼介さん、山岸陸さんが多摩川河川敷で2016年秋から調査を続けている外来植物の分布とそれを調査するイベントの様子やアンケートの結果を紹介してくれました。外来種というとなんとなく「こわいもの」というイメージがありますが、それは「手に触れたらかぶれる」ような「こわさ」ではなく、「植物の生態系がかわると、生きものの生態系がかわる。生きものの生態系がかわると人の生命や身体、農林水産業にも変化がおこる」という「こわさ」。多摩川の河川敷の植物のうち約4割を外来種が占めているそうです。これは「なんとなくこわい」という認識を改め、まずは実態をきちんと把握するところからスタートしなければ、今後の方向性を見誤ることになりかねません。大学生は調査の目的、方法、計測の仕方、参加者の声などを丁寧且つ科学的に説明してくれました。

小学生にはちょっと難しいかな?とも思いましたが、メッセージを寄せてくれた小学生からは「こんなにがいらいしゅががたま川にあるなんてびっくりした」「図やグラフがたくさんあってわかりやすかった」「むずかしかったけどくわしく説明していてすごいと思った」と概ね好評。小学生の皆さんは、熱心に大学生の発表を聞いてくれました。

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IMG_0294ちょうど、夢キャンパスでは4月から5月にかけて「多摩川の河川敷に出かけて植物や生きものを見つける」イベントをいくつか開催する予定です。大学生の発表は、図らずもイベントでどんなことをやるのかを具体的に,詳細に示してくれるものとなりました。

シンポジウムの最後は小堀洋美先生による講評です。

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小堀先生が「みなさんは小さいけれど立派な研究者です」とおっしゃっていました。この1年間に多摩川から学んだことは小学生(もちろん大学生も!)の皆さんの未来の礎になることは間違いありません。これからも多摩川とともに育つ子どもたちに寄り添う夢キャンパスでありたいと思います。

 

 

 

 

 

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